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ご無沙汰しておりました。
2009-12-25 Fri 09:07
ようやく修士論文が終わりました。。。。Bradford大学の修士論文は、無事10月末に提出したものの、日本へ帰ってきて、東京の大学院の論文にかなり奮闘していたのです。。。。PCの前に座りペーパーに向かっている時間が長かったせいか、パソコンを開くのも嫌になってしまう程で、ブログの更新をしばらく怠っていました。書きたいことは沢山あったのですが。。。

ここ数ヶ月は、夢の中でも論文の構想を練っていて、この論理を書かないとこの章はおかしいとか、結論にこれを足した方が良いのでは?とか考えていて、寝たのにあまりすっきり目覚められず、寝ても起きても論文のことで頭が一杯でした。

思えば、イギリス留学前、英語で4000字のエッセイを書くことが、かなり高い壁のように感じていました。でもこの学生生活を通して、エッセイを書き続けるにつけ、4000字で言いたいことをまとめる方が難しいということを毎回実感し、最後の論文では15000字の枠の中で、序章から結論までどう1つの論文をまとめるかということがすごく大変でした。学生生活はもう間もなく終わりですが、自分が学びたいことを学べるということは本当に幸せだったなあとつくづく思います。Bradford大学の指導教官の先生がPhDに進んだらと薦めて下さった時、このまま研究を続けられたら良いなあとも思ったけれど、それは今後の将来のどこかでと楽しみにとっておきます。

そして、、、修士論文を2つ終えられたのも、周りで支えてくれた、また沢山のアドバイスを下さった大勢の方のおかげです。感謝感謝です。

私がイギリスに留学したのは、Rotary World Peace Fellowというプログラムを通してですが、イギリスを出る前に学生が主体となったカンファレンスが開催されました。このカンファレンスに向けての準備は半年以上前から行われ、同じ奨学金で来た皆でミーティングを重ねては、計画を練ってきました。当日は、同じ環境で勉強を共にしてきた仲間の経験を共有しては、嬉しくなったり、迫りつつある別れを感じ、涙したり。。。カンファレンス終了時の会場は、涙、涙で一杯でした。このカンファレンスについては、イギリスの新聞にも掲載されました。

RWPF1.jpg


通常イギリスの大学院の修士課程は1年で修了しますが、この奨学金でBradford大学に留学した学生は、15ヶ月のプログラムとなっていて、夏に3~4ヶ月の実地体験が含まれています。私はルワンダを選びましたが、この実地体験があることがBradford大学での学びを深めてくれました。このプログラムに関心のある方、募集要項やプログラムの説明などがこちらに掲載されていますので、チェックしてみて下さい。

最後に大好きなMUKWANOメンバーの皆。この日はアミン大統領の時代にウガンダに滞在されていたSさんのお話を伺い、その後忘年会をしました。

MUKWANO.jpg


今年ももう間もなく終わり。どうぞ良いお年をお迎え下さい。引き続き来年もどうぞ宜しくお願いします。


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サウナ
2009-10-14 Wed 02:49
フィンランドはサウナ発祥の国。多くの家に、家庭用サウナがあるし、公共のサウナというのもあって、そこでパーティーやビジネスミーティングを開くこともあるらしい。私が泊まっていたホステルもこんな広告を出していた→
(Our sauna is a great place to have business meetings, parties or just to relax. We also offer catering for those using the sauna. Please ask for more details if you'd like food served).

サウナの中でのビジネスミーティングって、全く想像がつかないけれど、フィンランドではサウナが文化の一部になっていることは間違いないようだ。

外の気温2度~5度の中疲れて帰って来た後のサウナは、本当に格別だった。特にイギリスに来てから、ルワンダでもシャワーのみの生活だったので、身体の芯から暖まるってこういうことだったなぁとすっかりリラックス。ここ1年以上、湯船につかることもなかったので、最高の贅沢だった。

仲良くなったホステルの人、それから宿泊客の人が教えてくれたのだけれど、このサウナに入った後に、湖へ飛び込むのが本当のフィンランドのサウナのスタイルなんだとか。冗談だと思って聞いていたけれど、どうやら本当らしい。このホステルは、少し離れた場所に、もう1つサウナを持っていてそのサウナは湖の横にあって、季節を問わず1年中サウナで汗をかいた後、湖に飛び込むのが最高と話していた。冬もそれは行われ、凍った湖に穴を開けておいて、そこに入る!それが最高らしい。聞いているだけでも、身体は大丈夫なんだろうか?と疑わしくなってしまったが、でもあまりに多くの人からこの話を聞くので、皆本当に楽しんでいるみたい。

ぜひ試してみなよと何度も誘われたのだけれど、さすがにこの寒さの中、せっかく暖まった後に、湖に入る勇気はまったく出てこず。新しい国に行くと、その国の文化にどっぷり浸りたいと思う私は、出来るだけ色々なことを実践してきたけれど、今回は丁重に遠慮させていただいた。



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フィンランド
2009-10-13 Tue 05:37
フィンランドからイギリスへ戻ってきた。今回の滞在は、ちょっとしたハプニング続き。到着後翌日に街中のATMマシーンでいくらかお金を引き出そうとした所、なんとカードが機械に入ったまま出てこない。慌ててATMマシーンに書かれていた電話番号に電話をした所、近くの銀行へ行くように言われる。銀行へ行くと、なが~~~~い列。約1時間半程待った後は、担当の方が私のカード情報を確認した後、「返却するには、イギリスの銀行からのFAXが必要だ」と言う。私のカードはイギリスの銀行で作ったもので、本当にこのカードが私のものかや、有効期限などを確認したいとのこと。。

嫌な予感がした。イギリスの銀行がそんなことしてくれるだろうか????
担当の方は、これはヨーロッパの銀行で共通している事項なので、大丈夫と私に言う。私は慌ててイギリスの銀行に電話をする。電話をかけるも、機械での一定のメッセージを聞いた後、担当者が出てくるまで、電話口でずっと待ち、その後はカードを作った支店に聞かないと分からないので、ちょっと待ってと言われ、また待ち、その後支店につないでくれるも、担当者がいないのでまた数時間後に電話を欲しいと言われる。。。。(涙)

銀行の人はFaxが来次第、カードは返すが、その日中にカードを返して欲しい場合は、48ユーロが必要だと言う。え????。私はATMにカードを入れただけなのに、なんでお金を払わないといけないのだろう?「確かにあなたのせいではないけれど、ATMマシーン会社に依頼をして、今日開けてもらうには、お金が必要なのです」と担当者はにこっと笑って話してくる。でも、現に私のカードがATMの中に入ってしまったことで、その後ATMマシーンは使えない状態になってしまった訳で、それって機械に問題があったためで、当然のごとく、ATMの会社や取引している銀行が払うものと思っていた。

「明日でも良いなら、Faxが来た時点で、無料で返します」とまたにっこり顔で言われ、まずはイギリスの銀行と交渉しなければ何も進まないと思い、その後しばらくイギリスの銀行と電話で交渉。本当に長かった。。。。散々本人確認の質問事項などに答え、担当する人が数名変わったあと、最後に言われた言葉は、「イギリスの銀行のルールで、Faxなどでの個人情報を送ることは、本人からの依頼でも不可能で、更には、ATMマシーンなどに入ってしまい、一時的でも本人の手から離れてしまったことが分かった場合は、カードをブロックします。ごめんなさい」とあっさり。。。。

それがルールなら早く言って欲しかった。今までの電話での時間は何だったんだろう。到着早々に起きた一連の出来事で、なんだかくたくたになってしまった。

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