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水問題
2008-03-31 Mon 23:17
 「水」

 ウガンダの首都近郊に住んでいた2004年。ホームステイをさせてもらっていた家には、水がなくて往復20分かけて水汲みに行っていた。重さ10キロ以上あるジェリカンと呼ばれるタンクを運ぶのは、本当にしんどく一仕事で、通常20分の道が何時間以上にも感じた。当時は、この距離をすごく長く感じていたが、地方に行けば水汲みに1時間以上かけて行う家も多いことを知った。

 HOMEがあるRakaiのサマニャの丘。ここから1番近いため池は、片道約20分。往復40分の道は、坂や舗装されていない道なき道が多いため、1度水汲みに行くと、ジェリカンを持ってHOMEに戻ったころ、手全体ががくがくし、足が瞬く間に筋肉痛になる。ただ、このため池はいつも水があるとは限らず、ない時は往復2時間かけて川に水汲みに行く。乾期にこれらの水汲み場が干上がってしまった場合は、半日以上かけて湖へ。

 水は私たち人間が生きていく上で決して欠かすことができない。でも世界には、特に開発途上国と呼ばれている国に生まれる子どもの半数近くは、安全な水を確保できない家庭に生まれている。
 このサマニャの丘でも、生活水の確保はいつも切実な問題であった。

今まではこの丘にある1つのタンクで、子どもたちは雨期に降る雨水を使って生活していた。しかしこの2月から、HOMEに併設の学校に約180人の子どもが勉強しにくるようになって、1つのタンクだけでは全く足りない状況が出てきた。

 又、今回の滞在で、近くのため池や川の水が、以前よりも更に茶色く濁っていることを知った。子どもたちが水浴びをしているのも、飲料水も、衣服を洗うのもこの水を使っているのだ。HOMEに来て数日間、私は子どもと一緒に水浴びをした。翌日もその次の日も、私のお腹と背中に、複数の赤い斑点が出来ては広がっていく。原因ははっきり分からないが、あの茶色く濁った水からという可能性もある。。。

     fetching water


      water.jpg

      drinking water


 料理をする時は、この水を沸騰させて使っているが、それにしても元の水があまりに汚れていて、衛生的とはいえない。井戸については、前より聞き取り調査をしていたが、安全な水がどこにでもある訳ではなく、またラカイ県の土木局によれば、このサマニャの丘近隣の村は、掘っても安全な水が出る可能性は、かなり低いとの後向きな意見。水源を探すのは、果てしなく大変な作業になるよとのコメント。地域の人たちの中には、やはり家にタンクをつけて雨期にたまった雨水を利用している人もいる。でも結局貧しい人たちは、タンクを買う余裕なんてなく、汚ない水と共に生活せざるおえないのだ。
 
 やるせない気持ちになる。水が汚染されれば、その打撃を1番に受けるのは、貧しい人の中の、もっとも貧しい人たち。
 私たちMUKWANOはなんとかこの水問題に対処したいと考え、まず代替案としてMUKWANO HOMEに数個のタンクの設置を考えている。これからも近隣の村のことも視野に、真摯にあきらめずに水問題に取り組んでいきたい。

 
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携帯ストラップの作成
2008-03-30 Sun 00:49
 6月21日にMUKWANOが特別協力をさせていただくチャリティーコンサート。このコンサートで、子どもたちも何か一緒に参加することが出来ないだろうかという構想を練っていた。
 
 コンサート開催にあたって、例えば子どもたちが作る何かを売れないだろうかと、考える。ビーズを使った手作業だったら、HOMEにいる子どもも、学校に通ってきている子どもも皆で作れるかもしれないと先生たちの意見。なるほど。初めての企画なので、できれば低年齢の子も高年齢の子も皆が出来る作業がいい。ビーズなら子ども自身も楽しんで行えるかもしれない。

 材料もウガンダにあるもので揃う。材料は残念ながらRakaiにはなくて、カンパラで大量に購入。ウガンダに住んでいる日本人の方にも意見をいただきながら、今回はコンサートに向けて携帯ストラップを作ることに決定した。

 初めから一気に大勢の子どもたちと一緒に作業するのは難しいのではと判断し、まずはHOMEに住んでいて、学校のhead girlを務めているシャキーラに作り方を伝授する。ゴムを適当な長さに切り、結び目を決まった場所に作る。あとは子どもたちが好きなようにビーズを並べていく。

 最初の数回は結び目を作るのに難航するシャキーラ。でも、同じゴムで7回練習もすれば、すっかり1人で作れるようになっていた。で、ここからはシャキーラが先生になって、他の子どもたちに指導する番。大人の先生の1人もシャキーラの横で、子どもたちに教えてくれていたが、シャキーラの場合自分で失敗した所を途中途中伝えながら進めていたため、この場は一丁前のシャキーラ先生になっていた。

 そして初めの数分は苦戦するも、しばらくすれば何人もの子どもが、大人の手を借りずにストラップを作ることに成功。もちろん最後まで出来ずに何度もゴムをほどいては作り直している子もいたが、そんな時は比較的年上の子が、さっと手を貸していた。

making strap

(右横、立っている女の子がシャキーラ)

agnes and justine

 (アグネスとジャスティン)
 
 日もだんだんと暮れる頃、大きな布袋の中には気づけば沢山のストラップで埋め尽くされていた。初めてのビーズを使った手作業。1つ1つのストラップは、色や模様の統一感はないのだけれど、それぞれに個性的でユニークなものになった。売れるだろうか?

 このビーズ作りに関しては、普段勉強の時間に全くと言っていいほど集中力がないのに、4時間近く作業に没頭している子がいて、子どもたちの新たな一面も垣間見えた。ビーズの作業なので、女の子が中心になるかな?と思いきや、男の子たちも楽しんで作ってくれたように思う。
 これらの特製携帯ストラップは、6月21日のチャリティーコンサートで販売をさせていただきます。

strap.jpg


 追伸。
 ストラップ作りの後は、クワイアメンバーが村の中で、劇や歌を披露する時に身につけるネックレスを作りました。
別窓 | Mukwano | コメント:3 | トラックバック:0
太陽光発電
2008-03-29 Sat 02:24
 日本に帰国しました。
 今回のウガンダ滞在中、まず初めに取りかかったことは、ソーラーシステム導入にあたり、パネルやバッテリーなどの購入並びに、取り付けエンジニアを探すこと。ソーラーパネルを売るお店は、カンパラには沢山、ラカイにも数カ所あるため、その中から選ばなくてはならない。ウガンダ到着前より、現地の日本人、ウガンダ人に聞き込みをし、現地到着後ウガンダ人の友人に手伝ってもらいながら、目ぼしをつけていたお店を廻る。
 その中からとても丁寧に説明をしてくれ、価格もそれなりにリーズナブルな(もっとも、最初はものすごい値段だったが、友人と一緒にnegotiationをし続け、納得する価格までもってきて)そして、保証期間が多少なり定められている所に決めた。
 
 ここで紹介してもらったHenryは、売れっ子のエンジニア。彼は、Secondary schoolを卒業後、3年間電気や木工の勉強をし、その後6年電気の配線業やソーラーパネルの取り付けなどの仕事をしている。
 周囲の評判同様、彼自身も自分の技術に誇りを持っていて「僕は仕事で失敗したことがない。だから、毎日が仕事だよ。休暇なんてないよ」と得意げに話す。

 早速HenryにSAMANYAの丘に来てもらい、子どもたちが生活をしているHOMEと教育棟を案内。「7棟かあ、2、3日で終わらせる」と満面の笑み。これまでの経験から、じゃあきっと1週間以上はかかるだろうと思っていた私。最初はそう思った。でも、彼の働きぶりを数時間見て自分の考えていたことを反省した。(Henryごめんなさい。勝手にそう思い込んでしまい。。)

 スピーディーなのだ。作業が。そして働いている間も、彼の携帯電話には続々と仕事の依頼が入ってきている。大人気の理由が分かる気がした。「早くカンパラに帰り、次の仕事をしなきゃならない」と言い、彼は初日の夜はほとんど寝ずに作業を続けていた。
 2日目が過ぎる頃、配線に使うワイヤーが思いの外長く必要で足りなくなってしまい、Henryが他の仕事をしている間、ウガンダ人スタッフと私で1時間ほど車で走ったLyantondeまでワイヤーの買い出しへ行った。
 しかしどのお店も、欲しい長さ分在庫がなく、最終的にはLyantondeの3つの電気屋で在庫分のワイヤーを買い、それらをつなげて使用することに。

 2つ目の夜、Girl's roomに初めて灯りが灯る。子どもたちからわーっと歓声が上がる。そしてエンジニアのHenryへ拍手喝采。Henryの作業中、食い入るようにその姿を観察していたのは、男の子たち。だから、いつもはGirl's roomには男の子は入れないのだが、この時だけは先生が特別許可を出し、男の子たちは常にHenryの後にくっついて動いていた。Henryが屋根の中に隠れて作業をしているときも、部屋の中から「あ、今この上だ!」「あ、こっちに動いた」と1つ1つコメントが飛び交う。

 Henryの言葉通り、作業開始から3日目の夕方、7棟すべて(部屋の中、外)に灯りが灯ることが確認され、ソーラーシステムの取り付けは無事完了した。

light.jpg

 今回の取り付けにあたっては、最低限の灯りの供給にし、1枚のパネルを屋根に取り付けた。夜は暗闇と(月が出る日は)月明かりで生活をしてきた子どもたち。夜になり、陽が沈めば月が出ていても、部屋の中は真っ暗になり、当然のように出来ることは限られ、夜8時前にはベッドに入っていた。

 日中の太陽が、夜にも光を届けてくれることになり、治安の強化にもつながる。それとこれは全く予想していなかったことなのだが、夜灯りが灯ったことにより、先生の1人が自主的に勉強したいという子どもたちを集め、補講を始めた。(自主的ということがポイント)寝たい子どもは寝るし、自習したい子は部屋で今日勉強したノートを振り返っている。

 このSAMANYAの丘では、太陽が顔を出す日は多い。電気が来ることによって、子どもたちの可能性が伸びる機会も増える。職業訓練の幅も、確実に増える。子どもたちの成長を見守りながら、ゆっくりと現地スタッフとともに色々な可能性を考えていきたい。

 今回の滞在の報告は、少しずつ綴っていきます。

henry.jpg


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行ってきます。
2008-03-05 Wed 16:30
 では、ウガンダに行ってきます!!今回の滞在は約3週間。自分の研究の調査、そしてMUKWANOでは、HOMEと教育棟にソーラーシステムを導入(予定)、ムピジ県で月末に行う農業研修の打ち合わせ、HOMEの農地有効利用を図るべく、現地スタッフとともに農具の購入や現地の農業専門家の方々とのミーティングなどなど、色々とプランを練っています。

 他にも昔教えていた生徒の家に遊びに行くことや、5月以降に日本ーウガンダで行うあるアート企画のコーディネートの依頼を受けており、その構想を現地の皆と一緒に考えてきたいと思っています。

 そして何といっても、子どもたちに会うのが楽しみです。
3週間あっという間に過ぎてしまいそう。今回の滞在中、MUKWANOの設立メンバーである原 聡子が途中でウガンダに来ることが急きょ決定。また、MUKWANOの活動を手伝ってくれている学生の松 紀枝ちゃんも1か月ウガンダに滞在予定。彼女は、去年の11月くらいから今回のウガンダ行きを予定していて、4月の大学が始まる直前までウガンダにいる予定です。

 賑やかになりそうな予感。
日本に帰ってくる頃には、桜が開花しているのかしら。。。
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