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ウガンダより⑦
2007-09-22 Sat 16:53
 マラリアの合併症は、悪性の熱帯熱マラリアにかかった時に起こると言われている。その合併症の1つ・脳マラリア(cerebral malaria)は、意識が低下し、脳や神経に障害が起こる。進行した場合は昏睡状態に陥り死亡することもある。

 Benon(12歳)は、3歳の時にこの脳マラリアを患う。簡単な質問には答えられるものの、本人の意見を聞く問いには、首をかしげてしまう。でも終始、なんとか答えようとしてくれた。

 家族はルワンダ出身で、お父さん、お母さんはルワンダ内戦の勃発前に、ウガンダへ逃げてきたという。お父さんはエイズで亡くなり、お母さんと妹、兄と暮らす。

 お母さんに聞いたところ、Benonは脳マラリアの副作用で、癲癇をもっている。1か月に1度は必ず発作が起きるという。また右手が曲がったままで、左手を使って生活をしている。癲癇と脳の障害のために、学校へは行ったことがない。水くみや畑仕事はできず、1日中この家の中か近くにいることが多いという。

 だからか、Benonは他の子ども以上に好奇心が旺盛のように見えた。近くで鳴く鳥の声にも、嬉しそうに反応し、あれ、見てと言わんばかりに鳥のいる場所を目で教えてくれる。そしてお母さんが料理をしている時も、ずっとその工程を眺めている。
 benon2.jpg

    (Benon)

マラリアの症状が出た時に、病院に行けてたら・・・とつい思ってしまう。脳マラリアには有効な治療法があるのだ。
 バナナの繊維で出来た家の中には、多数の蚊。ここでの暮らしは常に、子どもたちの可能性を遮る危険と隣り合わせなのだ。

  
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