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Rakaiの状況・第一弾
2005-04-02 Sat 03:08
ウガンダの南西部Rakaiで生まれ、両親も兄弟も親戚も皆Aidsで亡くした6歳の女の子は、涙を流しながら歌を歌ってくれた。

HIV AIDS is a killer (HIV AIDSは殺人者だ) HIV has affected Mom and Daddy (HIVがお母さんやお父さんを襲った)
They want the government to introduce a policy of abstaining so that they don’t lose their parents and relatives with children at the tender age.
(HIVを避ける手立てを教えて欲しい。そうしたら、両親も、親戚も失わずにすんだのに・・・」

What we should do at the moment is to turn to God for help because we have not seen any one willing to assist us.
(私たちが今すべきことは、神様に助けを求めることだけ。私たちを助けてくれる人は、今までに見たことがないから・・・)

Yet,it is God who created us, please God take care of us. AIDS is a killer. 
(この世に生を与えてくれた神様、どうぞ私たちを助けて下さい。AIDSは、殺人者です)

私がこの少女と出会ったのは、Rakaiの街から車で約1時間走った山の頂上にあるSamanya Orphanage Center。イースターホリデー(3月25日―28日)を利用して私はRakai地区を訪れていた。
エイズの起源は色々な説があるが、その1つにウガンダのRakai発生説がある。ウガンダのRakai地区は、タンザニアと国境を接するビクトリア湖西岸一帯。
ウガンダとタンザニアを結ぶ幹線道路がラカイ地域を貫通し、沢山のトラックがここを通過する。
高所得層のトラックドライバーがHIVを広範囲に広げる一因になっているのだ。


Samanya Orphanage Centerは、2001年に作られた孤児院と学校。Holiday中にも関わらず、約120人の子供たちが集まってくれた。といっても、このRakaiの学校にはプロの先生は1人もいない。
「辺地に人はわざわざ来ないし、ここで働くよりカンパラに出た方がお金が稼げるからね」と友人のRichard。
この山の上の学校も、私が普段教えにいっている学校とは全く異なり、木とトタンで出来た小さな小屋が3棟。黒板や机などは存在せず、土の上に文字を書いて教えるという。先生も教科書を持っていないため、教育レベルは最悪だ。
 学校というよりは、life sustaining skillを教える場だと彼は言う。でも大人数に1台のミシンを使っての裁縫教室や、畑仕事を教える時間があっても、旱魃でせっかく植えたトウモロコシやキャッサバが傾いている状態を見ては、とてもここが学校だとは思えなかった。
Richard自身もそれをよく分かっている。学校の横にある孤児院も狭く悪臭を放っていて、資金不足のため約30人前後の子どもが敷き詰められていた。他の子どもたちは、自分たちで泥とバナナの皮、ビニール袋を使って家を作り、生活しているのだ。
 両親も親戚も亡くした子どもは、子どもだけで暮らしている。それはひどい状況だった。


この学校に通っていたけれど、他の兄弟の食費を稼がなくてはならず、学校に来なくなった子どもたちも多数いるそうだ。その内の何人かの家を訪れた。
16歳の男の子。彼は13歳の弟と2人で暮らしている。P4まで学校へ通っていたが、唯一いたお母さんを2年前に亡くしてからは、弟の面倒を見るため学校へ行けなくなった。


洋服も2枚しか持っていない。石鹸もない。手や足の皮が何層にも重なって粉を吹いていた。栄養失調からお腹がふくれていた。使っている水を見せてもらったら、真っ茶色。井戸が近くにないため、雨が降った時に出来た水たまりから水を汲む。そしてその水を飲む。
衛生状態はひどかった。彼の足に大きな傷跡があった。「どうしたの?」と聞けば「お腹が空いていて,bushで食べ物を探している時に転んでしまったんだ」と言う。


8歳と10歳の女の子。2人とも学校へ行っていない。山の上の学校まで歩いていくには、子供たちの足では3時間以上かかる。Richardが学校へ来るように言った所で、2人は空腹で長距離を歩けないという。食事はラッキーだったら、バナナ1本とポレッジ(トウモロコシの粉とお湯、砂糖で作った飲み物。)が食べられるという。1日何も食べられない日もあるのだ。


この子たちは決して笑わなかった。極度の貧困、AIDSは子供たちから笑みをも奪い取った。ずっととろんとした目で何かを見つめていた。この光景に立ちすくんでいる私にRichardは、「これがウガンダなんだよ。」と。続く。

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