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political economy of war
2009-03-14 Sat 22:36
内戦の政治経済 (political economy of civil war)が平和構築をどのように妨げるか?前期に天然資源と紛争の関係についてエッセイを書いてから、その構造を色々調べている。

天然資源と紛争には深く関係がある。天然資源の枯渇よりも、豊富さが原因で紛争になる方が更に、紛争を悪化させるとした見解が多い。また天然資源に恵まれた国は、乏しい国より経済発展が遅れる傾向にある。何故か?天然資源は政府の腐敗した利権構造を作り、政治不安に導く。天然資源で紛争に導くことが多い。特にダイアモンドとか、drugなどの天然資源は、簡単に戦争を長引かせる材料となり、違法な経済活動(闇経済)に拍車をかける。

でもその一方で、例えばボツワナはダイアモンドなどの天然資源に豊富だが、これらの資源が安定した経済成長につながっているというケースもあり、一概に天然資源が紛争の要因を作るとは言い切れない。結局天然資源が紛争に発展するかしないかには、それぞれの国が(リーダー)が、いかに天然資源を管理するかに依る所が多い。

内戦中のアンゴラでは、アンゴラ全面独立民族同盟(UNITA)がダイヤモンド資源の確保によって、数十億ドル単位とも いわれる利益をあげたといわれる。1990年代前半のリベリアでは、後に大統領になるチャールズ・テイラーが、大麻やダイヤモンド売買に対する徴税行為によって、一年に7500万ドルもの利益を上げ続けていた。大金である。

他にも貪欲(greed)と怒り、不平(grievance)という見方がある。貪欲:政治集団が資源の獲得のために、紛争を仕掛けるという考え方。一方、怒り、不平:人々の不満が集団内で高まり、抑圧している者に対して紛争を起こすという考え方。不平よりも貪欲の方が反乱軍が紛争を起こす原因になりやすい。

最後にこの政治経済の仕組みには、欧米やアジア、また隣国との切っても切れない太い関係がある。結局購入するものがいなければ、天然資源に価値はない。企業や個人が購入して、武器の代金になっては内戦を長引かせる。紛争前や紛争中でも、企業の活動が、紛争に影響を与えることは多い。企業がこの現状、問題に真剣に取り組んだら、少しずつ紛争は減るかもしれない。

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この記事のコメント
ベルギーの何が?
特に旧ベルギー領での混乱が強いように思います。

何が悪かったのでしょうか。

結局は、やらずぶったくり統治のやり方が、英仏他に
比べてずっとひどかったのでしょうね。
何も育てず、ヤバくなったらただ逃げただけ。

戦前の日本が目指していた「大東亜共栄圏」は、どちらに近かったのか。。。。
2009-03-17 Tue 04:24 | URL | アルゼンチンジジイ #n4tKdH7M[ 内容変更]
そうですねー中国も一生懸命、天然資源確保のために、アフリカ諸国に援助したり、交流していますね。

確か私が訪れていた時も、ダム建設は日本のODAではなく、中国との連携で作られたような話を聞いた覚えがあります。


中国も天然資源がほしい、事実、中国の失業者をアフリカにやって、技術提供の見返りに、資源確保を行おうとしています。

そうやってアフリカのバックに色々な国が介入し、混乱を招いているのも紛争の要因ではないでしょうか。

元々アフリカ諸国の人々って、チベットの人もそうだと思うのですが、”お金儲け”という事にがめつくないような気がします。その”がめつさ”(英語で何て言うのでしょう^^;)を
教えたのは、先ほどにも述べたように、介入した諸国でしょうね。




2009-03-18 Wed 10:42 | URL | Miku #-[ 内容変更]
アルゼンチンジジイ様
ベルギーや、フランス、ポルトガルの植民地支配に関しては、現地の伝統的なtribe構造などを全て無視し、直接統治を行ったことが問題にあげられますよね。一方で、イギリスの間接統治に関しては、一応現地の伝統的tribeの構造を温存しつつ、その構造を利用しながら政策を進めていたようです。

2009-03-19 Thu 06:16 | URL | yuka #-[ 内容変更]
Miku様
確かに中国のアフリカ支援は、新植民地主義と言われても否めないと思います。資金援助や、道路、ダムの建設などの代わりに、天然資源や森林伐採権などを求めている中国のやり方は非常に分かりやすいですよね。アフリカ大陸の自然破壊もますます広がるのではと危惧しています。
「がめつさ」、英語のgreedで現せるかな~と思いました。
2009-03-19 Thu 06:20 | URL | yuka #-[ 内容変更]
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