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水問題
2009-04-09 Thu 04:08
ホーム/スクールの水。去年9月に大型タンク3個を設置したことで、子ども達、先生の飲料水、調理用の水は比較的綺麗な雨水を使うことが出来るようになった。これで、雨期の間は雨が降れば事が足りる。現地の皆は、タンクの設置を本当に感謝していた。「これは大きな進歩だと」。これによって子ども達が下痢や腹痛などを訴える回数も劇的に減った。しかし、身体を洗う時、また乾期の際は水が足りないので、近くのドブや遠くの湖まで水汲みに行き、汚い水を使わなくてはならない。

IMG_2892.jpg
(調理の際に使う水は、タンクの設置によって、改善された)。

IMG_2893.jpg
(給食ーポーショと豆のスープ)

IMG_2799.jpg
(これが身体を洗う水)。

私はアフリカ大陸に足を踏み入れてから、事に水問題に関して、やるせない気持ちになることが多い。イギリスや日本に住んでいると、水道代やミネラルウォーターを購入する場合は、確かに水にお金はかかるが、水で苦しむということはない。水は生活に不可欠で、生産活動を進める為にも、必ず必要になってくる。MUKWANOでは、随時食料の配給を行っている。これはホームとスクールで必要な食料の半分以上を占めている。全ての食料を配布していないのには、色々理由があるが、まずは現地の自助努力を損なわない為という理由が大きい。ホームがあるサマニャの丘は広大な敷地が広がっているため、ホームの畑でも自給自足を推進し、現在は芋や、豆、バナナ、パイナップルなどの農作物を植えている。この農作物の出来は全て天候に左右される為、農作物がうまく育つ事もあれば、失敗をすることもある。雨が比較的少ない大地で、効果的に作物を育てる方法を可能な限り導入はしているが、ここで完全な自給自足を達成することはなかなか難しい。両親がいる子どもがスクールに来る場合には学費をもらっているのだが、この学費を使って食料を買い足すこともある (生徒の約9割は遺児で、学費は無料。残りの1割の子どもは両親がいるため、学期ごとに学費をもらっている)。

なるべくなら、ホーム/スクールの食事はこの畑で作れたらと思っていたが、農地を拡大し、様々な農作物を生産するためには大量の水が必要となる。手軽に水を得る方法として、井戸があるが、これまで1年以上に渡り、この周辺で水を確保できる場所を探して来たが、調査をしてもポジティブな答えは返って来ない。人によってはずっと調査を続ければ、水の出る場所が見つかる可能性もまだあるよと言われるが、なんとなくその可能性は低い気がする。調査を始めてから実際に井戸が完成するまでにも約3年以上は見ておいた方が良いというアドバイスを受けた事もある。今後も地道にをキーワードに、水源を探してはいきたいと思っている。

工業用水を含めて、日本人は平均1日に3トン、アメリカ人は6トンもの水を使っている。一方アフリカ大陸に住む人は、1日に平均10~100リットルの水を使用すると言われている。先進国の100分の1である。私はアフリカと出会ってから、この数字の重みをひしひしと感じる。どうにか限られた水の中で生きていかなくてはならない。サマニャの丘近郊の村に住む人たちも、水に関しては同じ問題を抱えている。家にタンクを付けられた家では、最低限の生活用水は確保できるが、やはり乾期には厳しい環境を強いられ、一方タンクのない家では、何時間もかけながら水を求めてひたすら歩く。でもだからって、綺麗な水を確保できるわけではないのだ。

私たちは現地に根ざした方法で「持続可能な収入源」を得る道を模索しているが、large-scaleの農業の成功は今のところ、難しい。今回の訪問中、Masakaという街のあるorphanageに見学に行った。ここのオーナーはウガンダ人女性で、現在50人の孤児を引き取り学校に通わせている。外部からの寄付だけに頼るのではなく、現地のもので収入を得る手段を作る方法として、養豚事業を行っている。2匹のオス、メスの豚の購入からスタートし、今では60匹近くの豚を飼っては、村人に販売し子ども達の生活資金、学費に充てている。勿論、これだけの収入では子ども達全員を育てるのには足りないとは言っていたが、それでもこの事業を通して、ある程度の決まった収入を得られているのは、見習う点が多々ある。

サマニャの丘の性質上、天候が不安定(いつ雨が降るか分からない、水不足の問題)なため、天候に左右される農業や豚の飼育などは難しいかもしれないが、何らかの土地に根ざした収入を得る機会も模索していきたいと思う。これに関しては、先生達も真剣に考えている。

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