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15年の月日ーJusticeとは?
2009-04-16 Thu 17:51
ウガンダから帰って来て、4月7日。
15年前のこの日に、ルワンダのジェノサイドは事実上スタートした。ルワンダ大統領を乗せた航空機の墜落をきっかけに、80万‐100万人のツチと穏健派のフツが殺害された。この15年間を、国民はどのように捉えているのだろう。この忌まわしい出来事が、人びとの記憶にどのように刻まれているのか。

ジェノサイドを執行したフツは、ジェノサイド後ツチの報復を恐れ、多数がコンゴや隣国に逃げ込んだ。中には、イギリスまで逃げて来た人もいる。そんな折、イギリスで1994年のジェノサイドに加担したという罪に問われていた4名のルワンダ人が、ルワンダに送り返されないことが決まった。4名は、1994年のジェノサイド後にイギリスへ逃げてきた。ルワンダに戻れば公平な裁判を受けられないと主張し、母国への送還を拒んでいた。これに対し、イギリスの高等法院は、ルワンダでの裁判は政府の妨害などが入る可能性が高く危険だとし、2006年末から勾留されていた彼らの釈放を決めた。4名の中にはすでに名前を変えていたり、イギリスの市民権を得ている者もいる。

イギリス人の間でも、今回のこのニュースに関しては意見が分かれる。裁判官の下した判決は正しいとする人もいれば、その一方で、自分がイギリス人であることを恥ずかしく思う。ルワンダのような大虐殺が起きた国では、完全に公平な裁判をすること自体難しいのではないか?不正義はルワンダではなく、イギリスにあると主張する人も。

私はちょうど先週末、ルワンダ出身の友人から、「ジェノサイドで愛する家族を失なった人の中には、未来に希望を見出し、前を向いて歩いて行かなくてはいけないと、過去の忌まわしい呪縛から一歩を踏み出している人も多い」といった内容の話を聞いた。その一方で、人々は心の中に葛藤を抱えながら生きているということも。

確かに、ルワンダの司法制度が公平かと言えば、批判できる所もあると思う。でも、今回のこのニュースを聞いて、一体正義はどこにあるのか?ととても疑問に思った。ジェノサイドで愛する人、家族を亡くした人たちは、このニュースをどんな想いで聞いたのだろうか?私のルワンダ人の友人は言っていた。ルワンダの虐殺で何の対応もとらなかった国際社会、結局は今も変わらないのだよと。それに対して私は何も言えなかった。


ジェノサイドから15年目のその日は、イギリスが大量虐殺をおかした罪に問われている人に対して、安全な避難所となった日とTimes紙は表記する。(On the day the world marked the 15th anniversary of the Rwandan genocide, Britain officially became a safe haven for suspected mass murderers. -Times On line)

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2009-04-17 Fri 06:41 | | #[ 内容変更]
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