The link at the date of the calendar is an entry.
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告
Ingando③授業
2009-07-06 Mon 14:51
学生の中には、難民として隣国のブルンジやウガンダ、タンザニア、コンゴなどで育ち、ジェノサイド後にルワンダへ帰ってきたため、ルワンダの歴史や文化について学んだことがないという子もいる。ジェノサイドで家族や親戚を失った子もいれば、親が加害者で現在牢獄にいるという子もいる。生徒のバックグラウンドは様々で、3週間を通し平和に向けて考える授業がいくつもある。ルワンダの歴史や植民地がルワンダに及ぼした影響などをよく知らなかった学生もいた。


タンザニアで育った少女は教えてくれた。「自分の親戚一同を殺したのは全てフツで、両親から、悪いのは全てフツだと聞かされていた」。ルワンダのジェノサイドに関しては、しばしばフツによるツチの大量虐殺で簡単に括られることが多いけれど、実際にはその実態や要因は多様であり、そう呼ぶことは非常に危険である。1994年に両親を亡くした少年は言っていた。「植民地時代に作られたideologyについて知り、また今回のキャンプで色々な人と出会い、100%全て理解できた訳ではないけれど、positiveに強く生きていきたいと」。私はこうした言葉を聞き、このキャンプの持つ大きな意義を感じていた。

ただ、一方で数人の生徒からは又違った意見を聞く。「レッスンを聞いていて思ったのは、RPF(ツチ主体の愛国戦線)がフツに対して行った殺害についてはほとんどカバーされていない。」や「この国では政府のことを悪く言うことはできない。そのままを受け入れることが大切で、結局は自由とか平等はない。」「コンゴやタンザニア出身の人がこの国に来て外国人が増えてきているから、この国は今、平和でいられるのだ。」といった批判的な意見もあった。こうした意見は、決してtrainerなどには言えないし、ルワンダの中で声を出して言うことはできないということも、仲良くなった生徒の皆が教えてくれた。
「平和教育」―政府が主体である限り、結局は中立な教育はできないのだろうか。

IMG_3336.jpg


スポンサーサイト
別窓 | ルワンダ | コメント:0 | トラックバック:0
<<紛争中の性的暴力 | ウガンダ←イギリス→日本便り | Ingando②生活>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| ウガンダ←イギリス→日本便り |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。