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赦すこと
2009-08-29 Sat 03:38
先週末から、ちょくちょくルワンダ南部へ行く機会に恵まれ、フィールドでの仕事に同行させてもらっている。ここでは、2007年から現地のNGOが進めている加害者と生存者、またジェノサイド中にツチを助けた人などその地区に住む80人近くが集まるミーティングが開かれていた。こうしたミーティングは、この地区では定期的に開かれているらしい。この日は、トラウマとの向き合い方を初め、人の「心」などについての話を始め、普段の食事についてのアドバイスや、村に住む皆がどうやって共に助け合っていくのかといった講義が開かれていた。


私はここで何人かの村人の話を聞く。ジェノサイドで夫を亡くした女性。その夫を殺した犯罪者。同じ部屋で、そのミーティングに参加していた2人。その女性は話してくれた。「夫を殺され、私はずっと苦しんでいた。赦すことなんてできないと思っていたけれど、彼がGacacaで、またその後刑務所から出てきてからも、彼から赦しを求められ、私は赦していた」。その横で女性の夫を殺したという男性は、無言でうつむきながら、女性の言葉をただただ聞いていた。「私の夫は、もう何をしても戻って来ない。私はここで生きていななければならないし、彼(夫を殺した男性)は今、自分が困っている時に、色々な方法で助けてくれる。今は飲み物や食べ物もシェアをする」。

私はこの女性の言葉を聞き、胸が一杯になった。自分の愛する人を殺した人を赦し、今共に生きているのだ。「私は赦していた」という言葉。。すごく自然な形で彼を赦していたようにも聞こえるが、その道のりは決して簡単なものではなかったと思う。でも、確実に和解に向けて前に進んでいるのだ。和解、それは、簡単ではないし、今も尚、苦しんでいる多くの人がいることも事実。このミーティングにも出席していない生存者もいるという。普通だったら赦せない人を赦す。。私には想像の域を超えるほど難しいことだと思うけれど、すごく深い愛がなければ決してできないことではないだろうか。



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