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交通事情
2004-12-13 Mon 02:42
マタトュとは乗り合いタクシーのこと。


使われている車はほとんど全てが日本からの中古のハイエース。カンパラの街中には、ニュータクシーパークとオールドタクシーパークという所があって、約500台以上のハイエースがぎっしりとしきつめられている。

以前ウガンダを訪れた時(6年前や8年前)は14人乗りの所を32人から35人くらいは乗りこみ、客は詰められるだけ詰められていた。
しかし、ここ近年マタトュによる事故が多いことから、乗客は14人と厳しく制限されている。


運転手さんやコンダクター(車の中で集金したり、客を集めたりする)の収入が歩合制のため、前や横から車やバス、ボーダーボーダー(荷台が取り付けられた原チャリ)が来ようが、止まることはほとんどなくぎりぎりすれ違いながら走る。このため摩擦事故は多く、怪我をする人も後を絶たない。


でも安くて便利なマタトュは今や庶民の足となり、ウガンダ国内で最も発達した交通手段となっている。そしてこのマタトュに乗れば面白い人間模様を見ることもできるし、人いきれを肌で感じることもできる。


ただ、びっくり仰天するようなことも度々起きる。
先日、マケレレ大学の正門前からナンサナ村方面のタクシーに乗り、出発するのを待っていた。


乗客がある程度乗り込まなければ、タクシーは出発しない。そのタクシーには私を含め、8人くらいの客が乗っていた。運転手はまだ出発しない様子で、バンと大きな音をたて、運転席から降りていった。


その瞬間、坂道に止まっていたタクシーがずるずると後ろへ下がっていった。何事?ぞくっぞくっと鳥肌が立った。入り口に座っていた乗客が大声で叫び、タクシーから必死に降りようとする。運転手は異変に気づき、大慌てでタクシーに戻る。


なんと彼はサイドブレーキをかけ忘れていたのだ。乗客から大声で文句を言い合う声が聞こえる。(ルガンダ語だったため、内容は定かではないが・・・)でも運転手は謝る訳でもなく、何事もなかったように知らんぷり。


「全く、もう・・・」と思っていると、周りの乗客が「Come On!」(いいかげんにしろよ。あきれた)と今度は英語で運転手に言い、私にも「あなたもそう思うでしょう?」とばかりに同意を求めてくる。


首を縦に振りながら、「もちろん。死ぬかと思った。」と私も言う。「そうだ、そうだ。私たちを殺すきか」運転手に対する罵声はヒートアップし、タクシーが走り出したのは、その40分後だった。


マタトュに関する話題には事欠かない。
最近ウガンダでは都市部を中心にシートベルト(乗客も皆しなければならず、各席に1つついている)の取り締まりが厳しくなっている。


ただ、この取り締まり矛盾が多いのだ。ある日のこと。マタトュに乗っていた3列目の乗客の席のシートベルトは、途中でベルトが切れていて、使い物にならなくなっていた。
その席に座っていたのは、40歳過ぎくらいの女性だ。
車が走り出し、カンパラ郊外に着いた時に事件は起きた。シートベルト取り締まり中の警察官が、私の乗っていたマタトュを検問に来たのだ。


彼は外から窓をがーっと開けて中を覗き、その女性がシートベルトをしていないことに気づいた。もちろん女性は「シートベルトがないから出来ない」と、ぶざまに切れたベルトを見せながら、必死に説明をする。


しかし、警察官はその女性のみを外に出し、罰金を科すのだった。本来なら、きちんとシートベルトを整備していなかった運転手やコンダクターが罰せられるのが然るべきではないか。


時にウガンダ人と共に怒ったり驚いたり、笑いあったりしながら、今日も、運転席の横から流れるラジオのウガンダミュージックを耳に、縦横無尽に走るマタトュに乗っている。
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